大病院の初診料  紹介状無しで全額負担に?

京都第一赤十字病院整形外科は平成26年4月から紹介状のない初診患者様の受診制限を始めています。
これは当院の本来の機能である高度で専門的な医療を行っていくために、院内のマンパワーを外来機能から入院手術治療部門へ集中するためです。本システムの効果の検証はまだ出来ていませんが、外来では手術などの専門的治療を必要とする個々の患者様への診察時間が十分にとれるなど当科勤務医からは好評なようです。

今回、厚労省は紹介状なしの大病院受診、初診料を患者の全額負担とする案を審議するとしています。これは前述したように大病院の勤務医に本来の高度で専門的な治療に専念してもらおうという意図があります。
審議の結果早ければ2016年4月をめどに導入する方針で来年の通常国会に法案を提出する方針のようです。
消費税率引き上げ分を医療介護などの社会福祉費に充当するとされているのに、さらにこの上に極端な負担増加を国民にもとめる策なので世論の反発は必至でしょう。法案が国会で通るとは思えませんが議論を注視していきたいと思います。

具体的には紹介状を持たずに大病院を受診した場合
初診料2820円が全額自己負担になります。さらに当院の場合特定療養費も追加されますので合計8070円の負担がかかります。これに検査や、治療の費用が上乗せになると大変な負担になります。

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